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長男の拳が私の眉間に。 [長男]

なごやかな雰囲気の夕食。
その後のことです。
冷蔵庫に向かう長男。
いつものことなのですが、私の顔めがけてパンチを出します。
当然、当てるつもりはないのですが、ね。
しかし、今日は命中してしまいました。
私のメガネが吹っ飛びました。
眉間に長男の拳がジャストミートです。
当然、冷静さを失った私は怒りました。
下を向いて謝る長男に「顔あげろ」と言って怒鳴りつけます。
長男の腹を思いっきり3発ほど殴りました。
ところが長男はぐっと我慢して「もっとやれよ」と言います。
逆切れしています。
完全に冷静さを欠いている二人です。

ま、結局何事もなく終わりましたが、まだ眉間は痛いです。
腫れています。

「当てる気はなかったんだから・・・」と細君はいいます。
細君は、素手で長男の腹を思いっきり3発殴った私を責めているのでしょうか?
「当てる気」があるとかないとか、それが問題ではない。
普段から、ヤメロと言っているのにそれをヤッテイル長男に私は腹を立てているのです。

しかし、そんな偉そうなことが言えるでしょうか?
そんなにお前は偉い父親なのか?
お前なんか社会に出れば、ゴミ、いやカス、いやウジ虫、いやゴキブリ、いやミミズ、、、、
じゃないか。

「酢を買ってきて」と言えばすぐ買ってきてくれる、気のいい長男です。
冷静さを失った自分が恥ずかしいです。

子育ては、年々難しくなってきます。
特に私のように、世間で評価されているわけでもない、収入が多いわけでもない、過去に素晴らしい実績があるわけでもない、「あれがお父さんの働いている会社だ」と威張れる会社があるわけでもない、「部下は10人いる」と威張れるわけでもない、、、、ないないないないないないないない、何もない。

息子や娘や、そして細君に誇れるものって何なんだろう?
何もないよ。
俺、今まで何してきたの?

あーそれにしても眉間が痛い。
タンコブみたいなものができている。

息子は私より3センチほど背が高いです。
喧嘩をしたら負けるでしょう。
逆切れされたときは怖かったです。

つらいなー。

タグ:父親 長男
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