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長男を怒鳴りました。 [愚痴]

昨夜、長男を怒鳴りつけました。
長男は4月に高校1年生になりました。

小学生のころから水泳をしています。
中学で全国大会に出ることができました。

勉強に問題がなければ、推薦で高校に行けそうなのですが、
中3の一学期に「1」がついた科目があったので、推薦は無理ということになりました。
学校が悪いのではなく、「1」なんかがつく息子が悪いのです。
絵に描いたような自業自得です。

水泳するのによい環境ということを考えて、高校を選びました。
スイミングにも家にも、近い高校に入学しました。
今のところ、高校の選択は正解だったと思います。

練習環境は最高だと思うのですが、本人がなかなか練習にうちこんでいないようです。
じゃ、勉強をするのか、というとそんなことはまったくありません。
ゲーム、ケータイばかりやっています。
テレビのバカな番組ばかり見ています。
そんなことばかりしていると、脳みそが溶けていきそうです。

いつも、自分の頭で考えることの重要性を説いています。
自分にしかできないことができるようにならなければ、これからの日本は生きにくいということも説いています。

長男も長女も、私学です。
教育費、生活費、ローン、税金、、、、、
金がかかります。

それなりの結果を出してくれよ、
俺だって、金のことばかり考えていて苦しいよ、がんばってくれよ、
そんなイラダチもあったのかもしれません。
かなり感情的に怒ってしまいました。

ひょっとして、長男は必死でがんばっているのかもしれません。
でも、もっとがんばれるはずなのです。

水泳を通じて、自分で考えて行動できる人間になってほしいのです。
自分にしかできないことをつかんでほしいのです。

それとも、子供にたくさん要求してはいけないのか?
オヤジとして、私が何かで「すごい」と思われなければいけない。
今は、ただの予備校講師。

早く気づいてほしいんだ。
オヤジは、40過ぎてから気づいた。
自分の頭で考える奴が最後に勝つ。
お前も気づけ。
早いほうがいい。

下流だぁ。 [愚痴]

今日の授業中に、三浦展さんの「下流社会」の次の内容が頭に浮かんできました。

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「下流」とは、単に所得が低いということではない。コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、つまり総じて人生への意欲が低いのである。その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きている者も少なくない。その方が楽だからだ。

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特に私大の文系の基礎クラスは、やる気とか知的好奇心というものが感じられません。
授業中に髪の毛をいじくる女子がいます。
授業中に腕を組んでいる野郎がいます。
授業中にノートをとらないタワケ者がいます。
予習はしたことがありません。
復習もしません。
勉強なんか嫌いです。

なんで大学行きたいの?

そんなヤツラにいやいや授業をしています。
今日は楽しくやろう、と思って教室に行きますが、そんな気持ちは教室に入った途端に失せます。

はやくこの状況から抜け出さないといけません。

○○講師が、S台予備校に行ったとか、
○○講師が、一週間に◇◇コマの授業をやっているとか、
講師室ではそんな話題で盛り上がっていましたが、そんなことどうだっていいっ。

10年後皆さんはどうするおつもりなんですか?
10年後に予備校は残っているでしょうか?

あーそれにしても、まだ一学期は7回くらいあるなぁ。

やだなあ、あんなのに教えるの。

金のために働く者ですから、今は仕方がありません。

でも、抜け出してやる。
     抜け出してやる。
      抜け出してやる。
       抜け出してやる。


出張の朝。 [愚痴]

出張先のホテルにいます。
授業は9:00から始まります。
今7:16です。

朝飯はおにぎり三つ食べました。
テレビはNHKを見ています。
麻生が何かしゃべっています。
俺は麻生が出た大学より偏差値が高い大学でているのになあ、とか考えました。

窓から外の様子が見えます。
曇っています。
窓から職場の予備校も見えます。

この予備校で働くことが夢であったころもあります。
今は、もう厭き厭きしています。

何かしなければいけない。
子供たちに示しがつかない。
妻にも悪い。

一桁の数の生徒を教えるときもあります。
いい年をしたオヤジが一桁の生徒を教えています。
子供に見せられません。
妻にも見せられません。

突破口が見えません。
でも体は健康です。
勉強もできます。
勉強することは苦になりません。

本もたくさん読むことができます。
一日一冊から三冊は読みます。

突破口が見えません。
毎日毎日不愉快な気持ち、不安な気持ちですごしています。
腹の底から笑ったことが最近ないような気がします。

楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
口角を上げてみましょう。
すこしは笑えるでしょうか。

9:00から19:00まで授業をし、新幹線に乗って帰ります。
いつもと同じ金曜日です。

がんばってもがんばらなくてもコマ給は変わりません。
支出はぐんぐん増えています。
収入はむしろ減っています。

逆転ホームランを打たなければ、どうしようもありません。
どうすればよいのか?

もっと本を読む。
もっと勉強する。
もっと体を鍛える。

これしかないな。

「ほめることによって自分の欠点を受け入れることができる。
ほめる覆面調査員がはやっている」とNHKニュース。
たまにはほめられたいよね。

今は、生態系を守る緑について中継しています。
続いて気象情報です。
今日は天気が悪いという予報。
雨だなあ。
天気予報のお姉さんは赤いブラウスを着ています。
なんで天気予報のお仕事をしたいと思ったのでしょうか。

こうやってテレビの内容を実況中継するようにしていると要約力の訓練になるなあ。

あ、今度は、岡島です。
12試合連続無失点だそうです。
髭を生やしています。
レッドソックスに行ってよかったですね。


高2と浪人生。 [愚痴]

高2の生徒に授業をします。
高2から予備校に来るくらいですから、意識は高いです。
乾いたスポンジのようにどんどん吸収します。
こちらも気をぬくことはできません。
どんどん教えていきます。

一方、浪人生です。
今日のような状況で浪人するくらいですから、本当に勉強ができません。
知的好奇心もありません。
三浦展氏がいうところの「下流」です。
授業はゆっくり進みます。
それでも吸い込みは悪いです。

高2には90分で100教えます。
浪人には90分で10も教えられません。
10も教えれば、もうそれ以上入りません。

一年で23回授業があるとして、
高2は23×100=2300
浪人は23×10=230

高2はもう一年ありますから、4600になります。

4600のインプットと230のインプット。

実際はもっと差があります。

今は230のインプットでも大学には行けます。
日本は学歴社会、いや学校歴社会です。

「面倒くさい」と勉強をしないでいると、どこかでとんでもない目にあいます。

はやく気がついて、もっとインプットしなよ。

でも、こんなことを偉そうに書いている私こそ、若いころのインプットが足りていませんでした。
だから今ころになってあせって勉強しているのです。

さて、今日の新聞にYゼミの求人広告が出ていました。
Yゼミで仕事をしたいという人がまだいるのでしょうか。
将来のことをよく考えてくださいね。
予備校講師なんて・・・・。

あーまた愚痴になっていますね。
今の私は、けっこう幸せなほうなんだよ。

らばQ、ジンバブエの刑務所をみてごらんよ。
2009年5月27日の記事だよ。
http://labaq.com/
自分の幸せがわかるよ。

「明日死んだとしても、後悔しない生き方をしよう。」





同じことを考えている人が身近にいました。/「お金の味」金森重樹著 [愚痴]

遅くとも来年の2月までにはYゼミ講師をやめます。
やめてどうするのか?
ほかの予備校に行く気はぜんぜんありません。
この時期、朝日新聞には予備校講師の求人広告がでます。
昔は、よく見ていました。
今日もS台予備校が出ていたんじゃないでしょうか?

もう予備校講師は厭き厭きしています。
できない生徒を相手にしていると、こっちまで脳みそが溶けてきそうです。
今日も嫌だったなぁ。
やる気ぜんぜんなし。
なにが嫌かって、教室の後ろの方の席にばかり座る基礎クラスのアホ生徒が大嫌いです。
勉強ができないんだから愛想でもよくしろよ。
勉強ができないんだから、やる気だけでも見せて、一番前に座ってみろよ。
こんな嫌な仕事ばかりをするのは、自分にとってマイナスです。

なんで、下のクラスができるようにならないか?
それは、教える者のヤル気を彼らが奪っているからです。
質問にも来ないし、遅刻はするし、ノートをとるのが遅すぎるし、休むし、、、、、。
お前らなんで大学いくんだよ。
お前らがあと8ヶ月ほど勉強して、どれくらいインプットできるんだよ。
本番ではアウトプットもしなけりゃいけないんだぜ。
できるのかよ。
予習はおろか、復習もしない。

でも、今の日本では大学に受かります。
ひどいものです。
それにしても、あのヤル気のない顔を見ると、吐き気がします。


さて、やめたら、何をするか、です。
2006年ころから勉強をはじめています。
準備は調っています。
わくわくする仕事です。
100歳まで、やることができます。

同じことを考えていた人が、同業者にいたことを、先日ネットで発見しました。
先を越されました。
考えることは同じなのですね。
しかし、彼よりうまくできる自信があります。

やってやる。


「借金の底なし沼で知った お金の味」金森重樹著
よみました。
簿記の重要性を痛感しました。
簿記の重要性は、勝間和代さんも「年収10倍アップ」で説かれていました。

簿記3級から早く始めないといけません。
授業の予習にかける時間はなるべくすくなくすること。
いや、予習なんてしなくていいよ。

墓まで格差、死ぬ時にも金が要る! [愚痴]

先日、親父とカミサンと私とで、墓掃除に行きました。
私が祖父祖母の墓に行くのは10年ぶりです。
親父は、この墓を30年間一人で、手入れしていました。
ところが、このところ親父は膝と目を病んで体が思うように動きません。
約10か月ほど掃除もせずほったらかしになっていました。

そこで、3人で掃除をしようということになりました。
驚きました。
『徒然草』に出てくるように草ボウボウです。
これでは、先祖が怒ります。
このところ、我が家には悪いことばかりが起こるので、ひょっとして、原因はこんなところにあるのでは?と思っていたのですが、やはり墓をほったらかしにしていた罰なのでしょう。
3人で一時間ほどかけて、草を刈り、掃除をしました。
たった一時間でこんなにきれいになるのに、申し訳ないことをしたと思います。

それにしても、お墓にもしっかり格差が現れていたのには驚きました。
我が家の墓のまわりには、きれいな墓がたくさん建っていました。
我が家の墓は30年以上前に建てたもので、当時は豪華な墓だったのですが、今は周りの墓と比べると見劣りがいます。
墓誌も建てていません。

俺がなんとかするよ!と墓の前で祖父に誓いました。
ところで、墓を建てるのにいくらかかるのでしょう。
死んでから、なさけない思いはしたくない。

墓って、何人入るのでしょう。
私は、この墓に入ることができるのか?

またいろいろ心配になってきてしまいました。

年をとってからお金で苦労したくありません。

辛いことばかりだった両親には、最期にはいい思いをさせてやりたいです。
私の弟は、元祖家庭内暴力引きこもりですから。

とにかく、予備校講師を早いところやめて、金儲け路線を突っ走りたいのです。
しかし、細君を納得させることができません。
固定収入が途絶えるのは恐ろしいですから。

自分でも、予備校講師をやめて、成功できるかどうか、確信はありません。
いや、成功できるなんて、確信があるから挑戦するわけではないですよね。

今、やらなければ、本当に困ったことになる。
どうやって細君を説得するか?です。
意外と細君は危機感がないようなのです。
それに今、体調を崩しておりまして。
体調が直り次第、話さねばなりません。

一学期もあと一ヶ月ほどで終わります。
やる気のない授業で、学生には申し訳ない。



いつ辞めるか? [愚痴]

一学期もあと2週ほどでおしまいです。
その後、夏期講習があります。
ずるずるとここまで来てしまいました。

時間を無駄に使っているようでなりません。
ただ、金のためにだけ働く。
好きでもない仕事をする。

やっぱり、昨年度で辞めておくべきでした。
年度の途中で辞めるのは難しそうです。
10月くらいに来年度の出講伺いが届くはずです。
それで、辞めることを伝えるしかないでしょう。

今日やる仕事が、未来につながらない。
がんばっても、がんばらなくても、コマ給は同じ。
やる気がないのでツライ毎日。

健康に悪い。
時間がもったいない。
こんなことを考えてばかりいる毎日。

夏期講習終了時点で辞められないかなあ。
夏期終了から、2学期まで少し時間があります。
その期間で、なんとかしてみようか?

とにかく辞めたくてしようがありません。
昔は、あんなにやる気があったのに。
将来への不安で押しつぶされそうです。

予備校講師など、フリーターですから。
フリーターでここまでやってこれたのが幸運です。
公立学校の先生がうらやましくてしようがありません。
退職金も年金もある。

どなたの言葉か忘れましたが、
一番怖いのは「無知」
「無知」でした。

ああ、こんなことばかり書いてもしかたがないのに。

満月の宵。
光っては崩れ、うねっては崩れ、逆巻き、のた打つ浪のなかで互いに離れまいとつないだ手を苦しまぎれに俺が故意と振り切ったとき女は忽ち浪に呑まれて、たかく名を呼んだ。
俺の名ではなかった。
                                         ―「葉」太宰治―

辛抱するしかない。
勉強するしかない。
未来は、明るい。


「人事部の告白」PRESIDENT 08.10.13号 [愚痴]

「人事部の告白」というタイトルで次のような「告白」が掲載されていました。(p37~)

大企業に入れるのはせいぜい日東駒専クラスまでだ。
 
ただし、日東駒専は誰もが知っているけれど、日本には聞いたこともない大学がいっぱいあるからね。そんな大学は、四流五流ということになる。それでもメガバンクは採用しているけどね。

とにかく大学の数が多すぎるよ。少子化が進んでいるのに大学だけが増えているというのはおかしい。就職に関しても大企業に入れるのはせいぜい日東駒専クラスまでだ。正直言ってそれより下の大東亜帝国はすぐにつぶすべきだろうねはっきり言ってムダだよ。そのクラスに入る学生というのは大学に学びに行こうというより四年間遊びに行こうという考えじゃないか。ましてや、聞いたことも無い大学もたくさんあるが、そんなところに行かせる親も悪いよ。

確かに面接や筆記試験を見ると、大学で遊びまくっていたとしか思えない学生が無名大学に多い。

日東駒専クラスまでなら、いい学生も中にはいる。あえて厳しいことを言えば、それ以外の大学に行くなら社会に出て働いたほうがいい。労働力人口が少なくなる中で四年間遊ばせておくのは社会的に損失だよ。


これが人事部の本音でしょう。
ま、実際はもっとひどいことを言っているのでしょう。
やはり、東大一橋早慶上に入れないと成功する確率は落ちるでしょう。

東大に行けていればなあ。
Yゼミは、東大出身の講師を大事にしますよ。

東大行きたいなぁ。





県立高校の先生と話をしました。 [愚痴]

県立高校の夏期講習に派遣されました。
高校に派遣される仕事は、これで何度めでしょうか?
高校の先生は、予備校講師が未だに高給取りだと思っているらしいです。
予備校講師には、退職金もないし、60歳まで働くこともできません。
トータルで計算すれば、収入は高校の先生の方がはるかに上でしょう。

高校に派遣されると、高校の先生が羨ましくてなりません。
なんといっても「安定」していらっしゃいます。
「安定」いいな。

勉強されている先生もいれば、ちょっと勉強が足りないのではないだろうか?という先生もいらっしゃいます。
それでも、勤務年数に従って、収入は上がっていくのでしょうか?
いい仕事だな。
 
うらやましいな。

また愚痴だな。
だめだな。


どんなに怖いことでも想像できなければ怖くないわけです。 [愚痴]

どんなに怖いことでも想像できなければ怖くないわけです。
想像力の欠如!です。

夏は、高校に派遣される予備校講師が多いです。
派遣です。
また、来年派遣されるかどうかなどわかりません。

そんなことを毎年毎年やっていて不安にならないのでしょうか?
いい年をした予備校講師もいます。
40歳になっても結婚もしていません。

10年後、20年後、も派遣されているのでしょうか?
50歳、60歳になっても派遣されているのでしょうか?

まるで馬鹿です。
時間の切り売りではなく、人生の切り売りなのです。

Yゼミの職員も危機感がありません。
口癖は「やる気がない」です。
「早くやめたい」です。
本当にやる気がなさそうです。
なぜなのでしょう?

「なぜ」を五回くりかえしてみましょうか?
1 なぜ、やる気がないのか→給料が安いからだ
2 なぜ、給料が安いのか→生産的な仕事をしていないからだ
3 なぜ、生産的な仕事をしていないのか→自分を磨いていないからだ
4 なぜ、自分を磨いていないのか→終身雇用、退職金、年金があるからだ
5 なぜ、終身雇用、退職金、年金があるのか→日本が右肩上がりの成長をしていたからだ
                             
もはや右肩上がりの成長を期待できない日本では、終身雇用も退職金も年金もあてにできません。
60歳で放り出されてどうするのでしょう。

そんな所で働いている私は、もっと馬鹿です。
あと、5ヶ月の辛抱。