「格差社会という不幸」：It' my life.：SSブログ

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「格差社会という不幸」　[本] [編集]

「格差社会という不幸」という本です。

ｐ２０３の宮台真司さんの発言です。

いまの日本はダメな社会です。「頑張ったら幸せになれるよ」とばかり言うけれど、「頑張って失敗した人」や「いろんな理由があって頑張れない人」の幸せについて、自分がそうした人になる可能性も含めて、誰も何も考えない。そんな社会で、多くの人が幸せになれないのは、あたりまえでしょう。日本は、すでに多くの人が幸せになれない社会なんです。

宮台さんのおっしゃる通りだと思います。
なのに何でこの現実を教えないのでしょうか。
「日本は、すでに多くの人が幸せになれない社会」という現実を教えなくてはいけない。

それなのに、テレビではくだらない内容を垂れ流している。
現実から目を背けている。
みんななんとなく気付いているはずなんだ。
なのになんで、小娘の離婚について騒いでいるんだ。
そんなことどうでもいいじゃないか？

多くの日本人が見ているテレビで、「現実」を教えてくださらないでしょうか？

「日本はヒドイ社会である。自殺率は英国の三倍、米国の二倍、西側先進国でダントツの第一位。」

現実を学校でも教えて、どうすればよいか考えようよ。
テレビを有効利用しようよ。
くだらない内容で笑う。
芸能人が何か食べているのを見る。
こんなの間違えるはずがないじゃんというクイズの連発。
何も知らなくてもいいんだー、ということを視聴者に刷り込む。
合間に挟まれるＣＭの多さ。
ニュースといえど実は商品、店舗の宣伝だったりする。
安売り店の宣伝。
安い服が売れる。
そんなに安くするためには誰かが泣いているはず。
なぜ弁当がこんなに安いのか？
安く売るために誰かが泣いているはず。
いや誰かが死んでいるはず。

もっと現実を伝えてください。
本当にお願いします。
現実を伝えてください。
くだらない内容は辞めてください。

自分にできることを探してみます。
このままじゃいけない。

では、御機嫌よう。