SSブログ

いまどきの予備校生。 [教育]

「学力低下は錯覚である」神永正博著
p4~
いまどきの大学生

 できる学生とできない学生の二極化が進行し、できない学生の定期試験の答案は、年を追うごとにすきまだらけになっている。試験直前の講義で本番と同様の練習問題を与え、徹底的な演習を行ったにもかかわらず、白紙の答案がじわじわ増加している。もはや、採点をしながら、「こんな勘違いをして」とか「ひどい計算違いだ」などと文句をいえる答案はよい方である。そうした答案には、なんらかの「思考の痕跡」があるからだ。白紙の答案には、ただ、唖然とするほかな。講義にきちんと出席し、ノートをとっている学生の答案がほとんど白紙だったときには悲しい気持ちになった。じわじわ増える白紙の答案には、底知れぬ恐怖を感じた、一体、この国で何が起きているのだろうか。

著者の神永氏は東北学院大学の准教授でいらっしゃる。
そこの学生の惨状です。

いまどきの予備校生(浪人生基礎クラス)から推してしるべしの内容です。
ノートをとるのが面倒くさいようです。
自分の頭でものを考えるのが苦手です。
答えは好きですが、解き方は嫌いなようです。
辛いことから逃げます。
できないのは、~が悪いから、とできない理由を転嫁してしまいます。
新しいやり方が嫌い。
今までどおりでいい。

あー、日本沈没。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0