格差は避けられません。

食事時に子供たちの会話を聞いていると、自分が情けなくなることがあります。
長男、長女の共通のお友達の父親は、銀行の役員レベルの方で毎日お迎えの車が来るそうです。
これまた長男、長女の共通のお友達のお家は、代々続く大地主様です。
そして長男のお友達の父親はお医者様です。
お友達のお家の車はベンツとかBMWです。

困りました。
私には誇れるものがありません。
学歴だって、二流私立大学です。
職歴は、予備校渡り鳥です。
子供が小さい時は、ごまかせますが、中学生高校生になるとだませません。
「おやじはたいしたことないんだ～」です。
その通りですから、今は何も言えません。

私の父親が平凡なサラリーマン（？）でしたから。
毎日毎日同じ服を着て、毎日毎日同じ時間に帰ってきて、休みの日はテレビを見ていました。
あとは白痴の弟の世話をしていました。
当時はそんな父を「たいしたことないな～」と思っていたのかもしれません。
でも、今は、ちゃんと国民年金と厚生年金をもらって日々の生活をし、孫（つまり私の子供ですね）にお小遣いをあげられるのですから大したものです。
私なんか、国民年金はもらえないので、孫ができてもお小遣いをあげられるか不安でなりません。

子供たちに誇れるものが何もない。
高い給料をもらっているとか、
部下がたくさんいて会社では偉いとか、
本がベストセラーになって超有名人だとか、
芸能人と付き合いがあるとか、
車はベンツだとか、
目にはっきり見えるものがありませんから。
毎日毎日勉強しているよ、じゃだめですよ。

早く結果を出さなければと焦る毎日です。
このまま終わるはずはないのです。
このまま終わることはできません。

自らの力で稼げるようにならいないと即死です。

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