「超訳ニーチェの言葉」 [本]
「超訳ニーチェ」が売れているそうです。
なるほど。
カフカは言葉について次のように言っています。
「言葉はわれわれの内部にある不壊なるものの衣装であり、この衣装のほうがわれわれよりも生き延びるのです」(『増補版・カフカとの対話』)
私なら、ニーチェよりも樋口一葉さんがおススメです。
「そもやかのしれ者、わが本性をいかに見けるにかあらん。世のくだれるをなげきて、ここに一道の光をおこさんとこころざす我にして、唯目の前の苦をのがるるが為に、婦女の身として尤も尊ぶべきこの操をいかにして破らんや。あはれ笑ふにたえたるしれ者かな。」
いったいあのバカ者は、私を何だと思っているのだろう。世の中の堕落を嘆き、一筋のまともな光を照らそうと志すこの私が、ただ目の前の生活苦から逃れるために、女性の身として最も尊ぶべきこの操を破るわけがないではないか。全く、笑ってやるしかない大バカ者だ。」
(『一葉語録』)
ついでにこれも良かったです。
「画家を志す者のための十の掟」
7.怠惰のなかに傑作は生まれない!
(『私の50の秘伝』)
では、御機嫌よう。
なるほど。
カフカは言葉について次のように言っています。
「言葉はわれわれの内部にある不壊なるものの衣装であり、この衣装のほうがわれわれよりも生き延びるのです」(『増補版・カフカとの対話』)
私なら、ニーチェよりも樋口一葉さんがおススメです。
「そもやかのしれ者、わが本性をいかに見けるにかあらん。世のくだれるをなげきて、ここに一道の光をおこさんとこころざす我にして、唯目の前の苦をのがるるが為に、婦女の身として尤も尊ぶべきこの操をいかにして破らんや。あはれ笑ふにたえたるしれ者かな。」
いったいあのバカ者は、私を何だと思っているのだろう。世の中の堕落を嘆き、一筋のまともな光を照らそうと志すこの私が、ただ目の前の生活苦から逃れるために、女性の身として最も尊ぶべきこの操を破るわけがないではないか。全く、笑ってやるしかない大バカ者だ。」
(『一葉語録』)
ついでにこれも良かったです。
「画家を志す者のための十の掟」
7.怠惰のなかに傑作は生まれない!
(『私の50の秘伝』)
では、御機嫌よう。
2010-03-16 08:33
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