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「お金の味」金森重樹 [本]

p38~

国が推進する愚民化政策

孔子の論語、泰伯には、

「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」

という一節がでてきます。
本来の解釈が転じて「国民は施政に従わせればよいのであり、その施政の意味をいちいち国民にわかわせる必要はない」という意味で使われることが多いですが、これまでの国のやりかたは一貫して、この転じた意味での由らしむべし、知らしむべからずでした。
たとえば、消費税を外税方式から内税方式に変えたのも、国民に消費税の金額を物を買う際に意識されないように、情報を覆い隠す目的ですよね。

そして、消費税の金額を覆い隠す目的は、当然消費税引き上げの布石です。
(略)
では、サラリーマンに関係のある、国がやっているコソ泥とはなんでしょうか? それは、源泉徴収制度です。
(略)
この自分が払う税額の確定まで会社が行う年末調整制度は世界広しといえども日本だけですが、サラリーマンは年末調整があるために、税務署に行ったこともなければ、納税額を確認することもほとんどない状態になってしまったわけです。

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なるほど、そのとおりです。
奇しくも、今日の「骨太方針」素案には、消費税引き上げが盛り込まれているそうです。

今の日本は愚民がどんどんどんどん増えています。
愚民があふれています。
たとえばテレビです。
あの内容を見て楽しめるというのはどういうことなのでしょう?
クイズ番組の、問題のレベルの低さといったらいないでしょう。
小学生の漢字テストみたいなものをやっています。
しかも、それに正解できません。
何も知りません。
漢字の読み間違えも多いです。
「積雪」を「せつゆき」と読んでいたりします。

偉そうなことは言えません。
うちの長男も愚民の仲間入りをしそうな状況です。
なんとかしなければ。
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