ますます悪くなる長男。

昨日の夜１１時過ぎでしょうか。
ついに細君が長男に対し、拳を振り上げました。
小さい細君が、泣きながら叫びながら、長男に殴りかかりました。
我慢の限界を超えてしまったのでしょう。

やるべきこともやらない。
ふらふらしていることが多い。
勉強も駄目。
運動も駄目。

間に私が入っていつものように話し合いです。
去年から、このような話し合いは、１０回以上はやっています。

私が言うことはいつも同じです。
「今お前は、俺が稼いだ金で飯を食っている。
あと５年もたてば、お前は自分で稼いだ金で飯を食わなければいけない。
日本は学校歴社会だ。
勉強か運動で大学にいかなければ、幸せな人生を送れる確率は下がる。
お前の様子を見ていると、このままいけば、フリーターになっちまいそうだ。
これが最後のチャンスかもしれない。
目を覚ませ。
それとも、お前の一番恐怖する貧乏を体験するか？
痛い目にあわないと目が覚めないのなら、痛い目にあわせてやる。」

なにを言っても反抗的な「目」をします。
親の私が見ても、ゾッとするほど厭な顔をしています。
昔は、かわいい顔をしていたのに。
昔は、一緒にセブンイレブンにお菓子を買いに行ったのに。
・・・・・・・
悲しくなります。

今から、がんばれば、いくらでも人生の選択肢が増えるはずなのです。
年をとってから気づいても、その時は選択肢など一本あればいいほうでしょう。
かくいう私がそうなのです。
気づくのが遅かったので、こんな年齢になって、毎日苦しんでいるのです。
お前に俺のような人生を歩ませたくない。

とにかく、早く目を覚まして、前向きに生きろよ。
お前の顔を見てみろ、なんて厭な顔をしているんだ。

長男のことで、何度学校に頭を下げたでしょう。
長男のことで、何度細君が泣いたでしょう。
声を上げて泣いてしまうのです。

どこから、こんなになったのか？
原因がわかりません。

長男がこんな状態では、仕事にも力が入りません。
このまま、長男が変わらなければ、私は長男を連れて、田舎に引籠もろうかとも真剣に考えています。

なんで、前向きになれないのだろう。
なんで、なんだ。

子供が小さい時の子育ては、楽しかったです。
もっと遊んでおけばよかった、としみじみ思います。

どうすれば、よいのか。
長男のことで、細君の精神状態がおかしくならないか、心配です。

いいかげんに目をさませよ。

コメント 1

お父さんの気持ち、胸が痛いです。でももっと胸がいたいのは子ども、長男さんの気持ち。同じような子育ての時期を振り返って、子どもの気持ちをもっと理解してあげたかったと思っています。伸びるところ、よいところ、可能性いっぱい持っているでしょう。それが伸ばせないのか、信頼してもらえないのか、気ついてもらっていないのか、、、本当の気持ちを理解できたらと思います。あまり事情を判らないでのコメントですみません。
by 風船かずら (2010-05-11 09:39)