「超具体化」コミニュケーション実践講座 小宮一慶著 [本]
p43
「理解は偶然、誤解は当然」
p46
話を聞いてもらいたいなら、まずは相手の話をきちんと聞く。
p48
タクシーの運転手さんは一般的に、一時間で三〇〇〇円程度稼ぎたいと思っています。
p56
人に話を聞いてもらうための実践ポイント
●普段から挨拶する(こちらから声をかける)
●ニコニコしている(和顔愛語わげんあいご を心がける)
●面談はアポイントをとる
●人それぞれ価値観が違うという前提を持つ
●「理解は偶然、誤解は当然」と思ってはなす
●タクシーに乗ったら運転手さんと話をする
●人に対して真摯な関心を持つ
p61
具体化して道筋をつけてあげる
p62
「がんばれ」ではなく「朝から3件まわれ」という
p63
「がんばれ」という言葉には具体性がないからです。
p64
すぐに行動に移せることに落とし込むことが「具体化」
人を動かすための「具体化」にはコツがあります。
目的を達成するための「次の一歩」を明確にすることです。
p68
具体化のポイントは難しくありません。
言われた人がすぐに行動に移せるように落とし込むことです。
読んで気づいたこと。 勝間氏の本は、上記のような具体性がありますよね。 だから、読んだ人が動くのか。
p81
「本当?」「なぜ?」「それから?」で具体化する
p88
「本当?」「なぜ?」「それから?」「どれくらい?」
必ずたとえ話をする
p98
数字は究極の「具体化」なのです。
p169
人望や人徳を得る努力を
最後に私が講演やセミナーをするときに使う、あるテクニックをご紹介します。
長い講演だと、聴衆の集中力が切れてくることがあります。そこで、ゲームのようなことをしたり、質問をしたりして、気分転換をしてもらいます。ここでご紹介するのは私がよくやるゲームの一つです。
まずは、このように言って、聴衆に手をあげたりおろさせたりします。
「右手を上げてみてください。もうすこし高く。はいおろしてください。」
そうするとほとんどの人は手をあげてくれます。そして私はこう質問します。
「皆さんはなぜ右手を上げたのですか?」
聴衆の一人を当ててみると、怪訝な顔をしながら大体こういう答えを返してきます。
「小宮さんが右手を上げてくださいと言ったからです」
そこで私はこういいます。
「では、いつも皆さんが利用する駅を思い浮かべてください。もし改札を通ったところで、私がその改札機を通る人に向かって、右手を上げてください、と言ったらあげますか?」
ここで聴衆たちがちょっとざわめきます。さらに続けます」
「あげませんよね。あの人ちょっと頭がおかしいんじゃないか、くらいに思って、無視するでしょう。ですから、私が右手を上げてといったからあげたという答えは、正しくもあり、間違いでもあるわけです。」
そうなのです。私の講演を聴いている人たちが手を上げたのは、私が講師だからです。「講師」という肩書きが、右手を上げさせたのです。この肩書きのことを心理学では「権威」と言います。
このゲームには続きがあります。
「ではもう一度、試してみましょう。今度は左手を上げてください」
もちろん、誰も手を上げません。「もうだまされない」という気持ちがあるからです。肩書きだだと、一回だまされると、もう二度とだまされないぞと思い、人は動いてくれないのです。会社なら上司の肩書きがあれば人は動きます。給与を払ったり、人事権があるからです。でも、本心で動いてくれるかどうかは分かりません。
相手の心理バリアだの、バリューだのインパクトだの考えなくても、えらい人は話を聞いてもらえます。でもそれは肩書きのなせるわざかもしれません。社員、部下、取引先は、力関係で動きますから、自分より立場が上の人と話すときは、とりあえず聞きます。しかし、それがなかなか行動につながらない、つながったとしても、本気で動いてくれないとしたら、それはとりあえず聞いたふりをしているだけだからです。
つまり、どんな立派な肩書きのある人でも、相手の立場にたって、相手のバリューを考え、相手のレベルで話さなければ、人を動かすことはできないのです。肩書きだけで人を動かそうとすると、動いたフリをするだけなのです。
逆に、その人が相手のことを考える、本当の意味での人望や人徳のある人なら、肩書きや年齢、性別など関係なく、それができれば、人は動いてくれるということです。
残念ながら私は人望や人徳を身につける方法を知りません。知っていればもっと人望や人徳のある人になっていると思います。
ただし、大切なことは、人望や人徳をみに付けようと思うことです。思っていると、0.1歩ずつかもしれませんが、それに近づくことができるでしょう。いつも、人望や人徳を身につけたいと思って、毎日を過ごし、行動することが大切です。
使えそうな話です。
「理解は偶然、誤解は当然」
p46
話を聞いてもらいたいなら、まずは相手の話をきちんと聞く。
p48
タクシーの運転手さんは一般的に、一時間で三〇〇〇円程度稼ぎたいと思っています。
p56
人に話を聞いてもらうための実践ポイント
●普段から挨拶する(こちらから声をかける)
●ニコニコしている(和顔愛語わげんあいご を心がける)
●面談はアポイントをとる
●人それぞれ価値観が違うという前提を持つ
●「理解は偶然、誤解は当然」と思ってはなす
●タクシーに乗ったら運転手さんと話をする
●人に対して真摯な関心を持つ
p61
具体化して道筋をつけてあげる
p62
「がんばれ」ではなく「朝から3件まわれ」という
p63
「がんばれ」という言葉には具体性がないからです。
p64
すぐに行動に移せることに落とし込むことが「具体化」
人を動かすための「具体化」にはコツがあります。
目的を達成するための「次の一歩」を明確にすることです。
p68
具体化のポイントは難しくありません。
言われた人がすぐに行動に移せるように落とし込むことです。
読んで気づいたこと。 勝間氏の本は、上記のような具体性がありますよね。 だから、読んだ人が動くのか。
p81
「本当?」「なぜ?」「それから?」で具体化する
p88
「本当?」「なぜ?」「それから?」「どれくらい?」
必ずたとえ話をする
p98
数字は究極の「具体化」なのです。
p169
人望や人徳を得る努力を
最後に私が講演やセミナーをするときに使う、あるテクニックをご紹介します。
長い講演だと、聴衆の集中力が切れてくることがあります。そこで、ゲームのようなことをしたり、質問をしたりして、気分転換をしてもらいます。ここでご紹介するのは私がよくやるゲームの一つです。
まずは、このように言って、聴衆に手をあげたりおろさせたりします。
「右手を上げてみてください。もうすこし高く。はいおろしてください。」
そうするとほとんどの人は手をあげてくれます。そして私はこう質問します。
「皆さんはなぜ右手を上げたのですか?」
聴衆の一人を当ててみると、怪訝な顔をしながら大体こういう答えを返してきます。
「小宮さんが右手を上げてくださいと言ったからです」
そこで私はこういいます。
「では、いつも皆さんが利用する駅を思い浮かべてください。もし改札を通ったところで、私がその改札機を通る人に向かって、右手を上げてください、と言ったらあげますか?」
ここで聴衆たちがちょっとざわめきます。さらに続けます」
「あげませんよね。あの人ちょっと頭がおかしいんじゃないか、くらいに思って、無視するでしょう。ですから、私が右手を上げてといったからあげたという答えは、正しくもあり、間違いでもあるわけです。」
そうなのです。私の講演を聴いている人たちが手を上げたのは、私が講師だからです。「講師」という肩書きが、右手を上げさせたのです。この肩書きのことを心理学では「権威」と言います。
このゲームには続きがあります。
「ではもう一度、試してみましょう。今度は左手を上げてください」
もちろん、誰も手を上げません。「もうだまされない」という気持ちがあるからです。肩書きだだと、一回だまされると、もう二度とだまされないぞと思い、人は動いてくれないのです。会社なら上司の肩書きがあれば人は動きます。給与を払ったり、人事権があるからです。でも、本心で動いてくれるかどうかは分かりません。
相手の心理バリアだの、バリューだのインパクトだの考えなくても、えらい人は話を聞いてもらえます。でもそれは肩書きのなせるわざかもしれません。社員、部下、取引先は、力関係で動きますから、自分より立場が上の人と話すときは、とりあえず聞きます。しかし、それがなかなか行動につながらない、つながったとしても、本気で動いてくれないとしたら、それはとりあえず聞いたふりをしているだけだからです。
つまり、どんな立派な肩書きのある人でも、相手の立場にたって、相手のバリューを考え、相手のレベルで話さなければ、人を動かすことはできないのです。肩書きだけで人を動かそうとすると、動いたフリをするだけなのです。
逆に、その人が相手のことを考える、本当の意味での人望や人徳のある人なら、肩書きや年齢、性別など関係なく、それができれば、人は動いてくれるということです。
残念ながら私は人望や人徳を身につける方法を知りません。知っていればもっと人望や人徳のある人になっていると思います。
ただし、大切なことは、人望や人徳をみに付けようと思うことです。思っていると、0.1歩ずつかもしれませんが、それに近づくことができるでしょう。いつも、人望や人徳を身につけたいと思って、毎日を過ごし、行動することが大切です。
使えそうな話です。
2009-07-05 15:36
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