SSブログ

「教養を身につけなくては社会で生き残れない。」 [長男]

昨日の朝日新聞の広告です。
作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏のお話が載っていました。

「私は大学で講義をするとき最初に、基本的な年号試験を行うことにしています。
日露戦争、ロシア革命、第二次世界大戦勃発、広島の原爆投下、ソ連の崩壊など、
中学高校で必ず学ぶものばかりを100題出すのですが、一流の大学でも正答率は5%くらいで、
二・二六事件が戦後だったり、
とんでもない解答がめずらしくありません。
受験のために覚えたはずですが、
人間は意味のないことは記憶に定着しないことがわかります。
大学生ですらこうした状況ですから、
学習から離れて時間のたった社会人はどれほどでしょう。」

参考
日露戦争1904年2月8日 - 1905年9月5日
ロシア革命1917年
第二次世界大戦勃発1939年
広島の原爆投下1945年
ソ連の崩壊1991年


「私は教養を身につけなくては社会で生き残れないと考えているのですが、
教科書は教養を身につけるための道具です。
この道具が使えなくては始まらない。
ですから、わからないということに気がつき、
学習に興味を持っている時点で、その人は教養を身につけるための入場券を持っているといえます。


まったくその通りだと思います。

新聞を読みながら、「うんその通りだ」と思っているオヤジ(私のことで)の隣には、
ファミレスのメニューを全部食べられるか、というくだらない番組を見ている長男がいます。
テレビを見ながら大笑いしています。
私も高校生の頃は、そーいうテレビを見て大笑いしていましたから、
「見るな」とも言えません。

もうすこしテレビ番組の内容をなんとかしてくれないでしょうか?

高校生の長男に、勉強の重要性は何度も何度も説いているのですが、
未だにわかってくれません。

勉強ができないと、自由がなくなるです。
勉強ができないと、選択肢が減るのです。
勉強ができないと、損するばかりです。

長男には内発的な動機づけが必要です。
毎日毎日模索しています。

わが家のトイレには本、マンガが置いてあります。
今日は便所掃除をしながらすぐ手が届くところに「ドラゴン桜」を置いておきました。

では、御機嫌よう。
タグ:勉強 佐藤優
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0