実家のトイレ

弟がグループホームに入所して、もうすぐ２か月になろうとしている。
実家のトイレはとてもきれいだ。

弟は小便を便器の外にまき散らした。
いつもトイレは小便の臭いがした。

それをずっと、俺が掃除していた。
父や母は気にならなかったのだろうか。

今は、きれいなトイレ。
臭いはない。

部屋もきれいだ。
服の脱ぎ捨て、ゴミの散らかしがない。

弟のいた部屋はそのままで片付かない。
そこまで手が回らない。

できればあと一年くらいで死んでほしい。
掃除、洗濯、髭剃り、いつまでも続かない。

今日も思った。
弟のヒゲを剃る手がすべって、首を切ってしまうとか。

父や母や、俺にこれだけ面倒を見てもらった。
もう、いいだろう。
おまえが生きていると、俺の時間がなくなる。
もういいだろう。
気づけよ。
迷惑だってこと。

以上自分用メモ。

グループホーム

１１：４９　買い物　（弟用）
１２：０２　買い物　（母用）
１２：１４　買い物　（母用）
１２：１９　買い物　（弟用）

実家　弟の洗濯物を持ち、グループホームへ
グループホーム　掃除、髭剃り、ゴミの分別（袋にゴミ出しの日を貼っておく）、小遣い渡し
実家　弟の様子を報告、マイナンバーカード用の写真を撮影、一日３０００歩は歩こうと提案

帰宅　疲れた

子どもたちや、妻に迷惑かけないように、
なんとか弟が自分で生活できるようにしないと、俺が生きている間に、

汚れたものを洗濯籠に入れる「習慣」はついた。
ゴミも袋を縛り、捨てる曜日を貼っておけば、２回に１回は捨てることができる。

ヒゲは自分で剃ることができない。
電気カミソリで剃るように教育しないと、

疲れる。
時間の無駄。

できれば、あと１年くらいで死んでほしい。